ボクちゃんのフカボリ・深掘り!!
ボクちゃん周南地域の野犬問題に関する連絡協議会というのはどのような協議会なのかなぁ?
今回は、周南地域の野犬のニュースでよく出てくる、周南地域の野犬問題に関する連絡協議会と野犬のリモート捕獲システムをフカボリしていきます。
周南地域の野犬問題に関する連絡協議会
連絡協議会の概要
山口県周南地域の周南緑地周辺などで発生している野犬問題の解決に向け、県・市・警察などが連携して対策に取り組んでいます。
連絡協議会は県や周南市などが2019年7月に設置されました。実効性のある取組を推進するために設置された協議会です。
会議の概要は誰でも見ることができます
協議会は非公開で行われますが、県のホームページでは、これまでに開催された会議(令和元年の第1回から、令和7年8月開催の最新の第16回まで)の会議概要(PDFファイル)が公開されています。
野犬の捕獲実績
周南市内での野犬などの捕獲状況に関する実績表がホームページに掲載されています。
下記リンクをクリックすると連絡協議会のホームページがご覧いただけます。外部のサイトへ遷移します。
第16回 会議概要(令和7年8月6日)
※要約しています
これまでの取組と実績
• 捕獲体制の強化: 通報アプリの活用や、インターネットを利用した「大型囲い檻の遠隔捕獲システム」の導入(令和7年3月までに5セット配備)などを行っています。
• 捕獲実績: 周南市内の捕獲数は減少傾向にあり、令和5年度は284頭、令和6年度は156頭、令和7年度(6月末まで)は32頭となっています。
• 餌やり禁止: パトロールによる指導や、餌の回収を実施。令和6年度には9回の指導が行われました。
成果と課題
• 成果: 集中捕獲やパトロールにより、野犬の生息数は減少していると推測されています。また、中学生への出前講座などを通じて、無責任な餌やりが野犬を定着させることへの理解を広めています。
• 課題: 依然として市内各所で目撃情報があり、捕獲や「むやみな餌やり禁止」へのさらなる対策強化が必要とされています。
今後の取組・対策
• 捕獲の継続: 遠隔捕獲システムやアプリ情報を活用した集中捕獲の実施。
• 餌やり禁止の徹底: 警察と連携した妨害行為者への対応や、厳正な指導。
• 環境整備: 野犬の棲みかとなる場所の草刈りなどを実施。
• 情報共有: 「しゅうなん通報アプリ」による目撃情報の分析や、マップの公開。
• 咬傷事故への対応: 事故が発生した際の実態調査や、周辺住民への注意喚起の徹底。
譲渡活動への支援
• 保護された犬の譲渡活動や、保護犬・猫の不妊去勢手術に対する補助金制度(各10,000円)についての実績を公開しています。
※要約しています
要約の内容は当ブログ投稿時点の情報です。
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遠隔捕獲システムとは
野犬問題に関する連絡協議会のニュースや、周南市の取り組みの中で、遠隔捕獲システムが取り上げられているのをよく耳にします。



ニュースでは、「リモートおり」「遠隔捕獲システム」「大型おり」「囲いおり」という言い方をされていたよ💡
スマホから遠隔で落とし扉を閉めることができる大型のおりになっています。捕獲確認の巡回が不要となり、捕獲後に速やかに収容できるため他の野犬に学習されにくいというメリットがあるそうです。
「野犬のリモート捕獲システム」についてもっと詳しく知りたいというかたは、こちらより研究概要がご覧いただけます。
論文投稿
山口県長門健福センター、山口県周南健福祉センター、山口県生活衛生課、山口県柳井健福センター、山口県動物愛護センターに所属している方が共著で論文投稿をされています。
興味のあるかたは論文を取り寄せると詳しい成果や分析が読めるかと思います。
出典:多田 久志ほか.”ネットワークカメラ等を利用した野犬のリモート捕獲システムについて”.獣医公衆衛生研究,2023,26巻1号,p.17-20.
学会発表
学会発表でも報告されているようです。下記では抄録が一部公開されています。
野犬に長く悩まされてきた山口県ですが、捕獲に試行錯誤を重ねてきたノウハウが全国の野犬問題にも活用されていくかもしれません。



保護されるとき怖いよね、野犬の子が安全に保護されるといいな…


